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漆器柄帯の呉引き

2015年10月19日

ぎぼさとしです。

前回の型置きの次は「呉引き」という行程です。
呉引きとは呉汁(大豆の絞り汁)という液体を生地に引くことです。
呉引きをする事によって滲み止めなどの効果があるからです。
ですが現在僕は呉汁は絹には使っていません。どうしても絹の風合いが固くなるのが理由です。
では何を使っているかというと『ふのり』です。 ふのりでもちゃんと滲み止め効果はあります。
ちなみにふのりとは海藻ですよ。 天然素材ってすばらしいですね!

呉汁を使っていないので『じゃあこれは呉引きじゃないんじゃないの〜?』と言われそうですが、
ず〜とこの行程は呉引きと言っていたので、そのまま呉引きと言ってます。
でも麻生地を使う時には呉汁を使い呉引きをしています。 いろいろと理由があるわけで…。

という事で作業に入ります。
漆器柄帯の呉引き
バケツの中にはふのりが入っています。 刷毛で引いていきます。
使う生地によってふのりの濃度を変えます。 毎回微調整です。
漆器柄帯の呉引き
まずは生地の表側を手早くささっと引いていきます。
漆器柄帯の呉引き
生地を裏返して裏引きもします。 しっかり生地に糊をくっつけるためにです。

その後1日生地を乾かせば次の行程の色差しに入ります。
楽しい色差しの行程はまた次回紹介しますね。


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