紅型六通帯「更紗模様」
ぎぼさとしです。
最近染織関係の古書をいろいろと購入しているのですが、この間買った「加賀友禅」はとても興味深い内容でした。 江戸時代の加賀友禅がたくさん載っている本です。
ものすごく派手なものもあったりして、僕の勝手に描いていた地味めなイメージとだいぶ違いました。(勉強不足も大きいですが、、)
そして何よりも紅型が加賀友禅に影響を受けたという事がよ〜くわかりました。
色や形、そしてボカシや虫食いなど、見比べると面白いです。そっくりなものが結構ありました。
個人的な考えですが、紅型が一番成熟した時代(王朝時代中期以降)の紅型が特に加賀友禅の影響を受けた感じがします。
色々なものをチャンプルーにする琉球人ですが、古い紅型って本当にごちゃ混ぜです。
いろんな国の技法や柄を型にして取り入れながらも、最終的にはしっかり「紅型」として成立しているんですよね。そこが凄いなぁ〜といつも思います。
そして今現在の紅型はどれだけチャンプルーなんでしょうか?
僕個人的な思いですが、今の紅型は全然チャンプルーになっていないような気がします。
チャンプルーってただモチーフをごちゃ混ぜにするのではなく、一番大事なのは想像力だと思います。
僕も含め現代の作り手は想像力が乏しいと思います。なんというか「世界」が描けないという感じがあります。
古紅型はまさに想像上の世界を作っていました。
タイムスリップして、あの時代の紅型の仕事を体験してみたいです。
この感覚はどこからくるのかしりたい!
なんだかよく分からない事ばかり書いてしまいましたが、今回も古典柄の帯を紹介します。
紅型六通帯「更紗模様」です。
紅型の古典柄です。色は古典通りではありません。
これもチャンプルーです。 更紗の影響を受けているのは明らかですが、
この柄も前回の記事の柄と同じく紅型の古典柄には類似するものはありません。
こんな感じのはこれだけなのです。
いや、あったのかもしれないけど現存してません。
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