先生?

2009年07月28日

ギボサトシです。
 
三日間、組合の後継者育成の講師をしてきました。
毎年びんがた組合で後継者育成事業を行っています。 
それぞれの工程で講師が変わります。  
僕はシーグ(型紙を彫る小刀)と型彫りの工程を前回に引き続き担当しました。

まずはシーグの刃を作ります。
先生?

金ノコの刃を半分に割ります。 なかなか簡単には割れません。

次はグラインダーで少し形を整えて、そのあとはひたすら砥石で研ぎます。
先生?

刃が出来たら柄(お箸を割って刃を挟みます)に刃を挟んでヒモでぐるぐる巻いて
シーグの出来上がりです。 みなさん必死です!
先生?

シーグが仕上がったら次はいよいよ型彫りです! 初めての突き彫りにみなさん苦戦中!!
先生?

最初はコースター用の小さい型紙を彫り、だんだん大きな型紙を彫っていきます。
なんか研修生を見てると面白いです。  自分もこんな感じだったな〜って懐かしくなります。
そしてあらためて紅型って全部の工程を習得するのは大変だな〜と思いました。

道具は作らなくても買って使えばいいのかもしれませんが、
こういう作業を初心者が学ぶことはすごく大事だと思うのです。
紅型のすべてを学んで「沖縄の心」「先人の心」を知るって感じでしょうか。

研修生のみなさん!ガンバレ〜!僕もがんばる〜!


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